Apr 03, 2011
レンタルサーバーの賢い使い方
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[上海 8日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)が6日に発表した利上げで、金融引き締めサイクルが打ち止めになるとの見方が広がっている。だが、利上げ局面が終わっても、流動性の引き締め策は継続される見通しで、株価を引き続き圧迫し、スワップレートを高止まりさせる要因となろう。
人民銀行は6日に25ベーシスポイント(bp)の追加利上げを発表した。同国の利上げは昨年10月以来5度目で、中国経済が緩やかに鈍化しているにもかかわらず、依然としてインフレ抑制が最優先の政策課題であることを明確に示す形となった。
今回の利上げについては、今月9日に発表されるインフレ指標が急上昇した場合に備え先手を打った措置で、これによって中国の利上げサイクルは終着点に近づいたか、あるいは終了を意味する、との観測がアナリストの間に出ている。
2010年終盤以降、人民銀行は海外からの資本流入に伴うベースマネーの膨張を食い止めるため、異例なほど断固たる姿勢を示し、すでに高水準に達しているインフレ率の一段の上昇を阻止する方針を鮮明にしてきた。
マネーの流通量が依然として高いことを考えれば、この方針がすぐに緩和される可能性は低く、市場の流動性は抑制された状態が続きそうだ。中国の金利スワップレートは6日の利上げを受けて4カ月ぶり高水準で推移しており、5年物は4.1%に達している。
人民銀行は利上げのほか、預金準備率(RRR)の引き上げを通じてインフレ抑制を目指している模様で、過去9カ月に渡り、月に1度のペースでRRRを引き上げている。これは今世紀になって最も厳しい流動性引き締め策で、大方のアナリスト予想を上回るペースだ。
ロイターが行ったエコノミスト調査によると、ほとんどの回答者が年内にRRRがさらに引き上げられるとの見方を示し、2011年末までに貸出金利と預金金利がもう1度25bp引き上げられるとの予想が半数強を占めた。
<大幅な株価上昇は困難>
中国の主要株価指数は、金融引き締め打ち止め観測から6月20日以降7%を超える上昇を見せ、市場には過去2―3カ月の低迷局面を脱したとの期待感が広がった。
多くの投資家は、上海総合株価指数が6月20日につけた2600ポイント近くで底を打ったと考えている。7月8日時点では2800ポイント前後と、6週間ぶり高値付近で推移している。
しかし、市場はここにきて不安定な展開が続いており、依然として大きく上昇する勢いは見られない。特に大型の銀行株が市場の足を引っ張っている。
上海証券のシニアトレーダー、Zheng Weigang氏は「金融政策は『観察期間』に入った可能性があるが、インフレ率が高水準にあることを考えれば、明確な緩和に向かうことは不可能だ」と述べ、株価上昇は最近の下落の反動にすぎず、今後も流動性ひっ迫が株価の上昇を抑える可能性がある、との見方を示した。
出来高が過去の上昇局面の時ほど膨らんでいないことも、市場の慎重ムードを裏づけている。しかも、最近の上昇は小型株主導で、大型株は動意づいていない。
トレーダーによると、資金調達コストが上昇しているため、ブローカーやミューチュアルファンドなどの機関投資家が大型株の売買を見送っているという。
市場金利のベンチマークとなる7日物政府債レポ金利は8日に55bp上昇して6.1559%となり、トレーダーが短期資金の調達コストとして受け入れ可能と考えている3%を大幅に上回る水準にある。
トレーダーは今後2―3週間の株式市場について、流動性不足により上海総合株価指数は投資家が強気と弱気の分岐点とみている125日移動平均線の2850ポイント前後で頭を抑えられる展開が続くと予想している。
8人の民間トレーダーを対象に実施した調査では、第3・四半期は4月半ばにつけた今年高値の3067が強力な抵抗線となる見通し。
あるトレーダーは「市場の大量の流動性が流入した日々は過去のこととなった。政府は流動性を抑制する姿勢を続ける見込みで、株価は上昇が抑えられるだろう」と述べた。
(Lu Jianxin and Jacqueline Wong記者;翻訳 長谷部正敬 編集 北松克朗)
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